研究課題/領域番号 |
21K02725
|
研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
京 俊輔 島根大学, 学術研究院人間科学系, 准教授 (60441127)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 知的障害 / 生涯学習 / オープンカレッジ |
研究実績の概要 |
2021年度は、研究1「大学が取り組むオープンカレッジの意義及び目的の整理(資料調査)」および研究2「継続および連携に向けた課題抽出に関する研究」に取り組んだ。研究1では、全国オープンカレッジ研究協議会誌『オープンカレッジ研究』第1号〜第12号(休刊)を基に、オープンカレッジ草創期における理念、意義、目的等の整理を進めている。 また、島根大学にて取り組んできた「オープンカレッジin松江」の過去13年間の資料および他大学資料を整理し、実践の場において意識されてきた理念、意義、目的等を検証した。 2021年度の研究結果は、日本特殊教育学会第59回大会自主シンポジウム「大学における知的障害青年の学びと課題」(@筑波大学web開催)および第5回全国障がい者生涯学習支援研究集会「大学等が取り組むオープンカレッジの現状と課題—文部科学省の調査を通して」にて口頭発表した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2021年度は、学外調査の中止または延期、所属学会全国大会の中止、国内外の出張の制限等、多くの面で新型コロナウィルス感染拡大の影響があったため、文献や資料等を元に研究を進めている。研究1「大学が取り組むオープンカレッジの意義及び目的の整理(資料調査)」は2022年度中にまとめられる段階まで進んでいる。研究2「継続および連携に向けた課題抽出に関する研究」は文部科学省の調査結果をもとに課題の抽出等を試みている。 2021年度の研究結果は、日本特殊教育学会第59回大会自主シンポジウム「大学における知的障害青年の学びと課題」(@筑波大学web開催)および第5回全国障がい者生涯学習支援研究集会「大学等が取り組むオープンカレッジの現状と課題—文部科学省の調査を通して」にて口頭発表した。
|
今後の研究の推進方策 |
2022年度も学外調査の中止または延期、所属学会全国大会の中止、国内外の出張の制限等、多くの面で新型コロナウィルス感染拡大の影響があることが考えられる。一方で、島根大学で取り組んできた「知的に障がいのある人のオープンカレッジin松江」はコロナ禍ではあるものの、可能な形で実践していく予定である。それら制約のあるなかではあるが、可能な方法で調査等に着手していく予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
2021年度は、所属学会全国大会の中止、国内外の出張の制限等、多くの面で新型コロナウィルス感染拡大の影響があった。 2022年度はそれら制約のあるなかではあるが、可能な方法で調査等に着手していく予定である。国内外の視察や学会参加等は、新型コロナウィルスの収束状況や所属機関の方針をみて判断していきたい。
|