| 研究課題/領域番号 |
21K02730
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| 研究機関 | 金沢大学 |
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研究代表者 |
下村 有子 金沢大学, 設計製造技術研究所, 研究協力員 (70171006)
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| 研究分担者 |
和田 紘樹 金城大学短期大学部, 美術学科, 講師 (00450007)
浅川 直紀 金沢大学, 設計製造技術研究所, 教授 (50231874)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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| キーワード | 盲児の歩行支援 / VRシステム / 全方向トレッドミル / 歩行シミュレーター / VR歩行支援 / 脳内地図作成システム |
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| 研究実績の概要 |
3年間通して、コロナで装置の延着やトラブルも多く発生したが、全般を通して良好にシステムが完成した。小さい課題が2-3残っているが、この問題点も令和6年度中に解決するつもりである。
令和3年度はVR歩行地図システムの構築を行った。しかし、トレッドミルが到着せず、仮の装置として回転いすでのシステムを構築した。その回転いすでの実験では脳内に地図が作られたと思われ、非常措置としては良好な結果が得られた。
令和4年度は到着が遅れていたトレッドミルが来たために、回転いすで構築していたシステムをトレッドミル用に改変した。思った以上に変更部分が多く、てこずったが、令和4年度中にトレッドミルシステムの構築が完成した。そのあと、視覚障害者、健常の子供、視覚障害を持つ子どもで実験を行った。すべての結果においておおむね良好であった。
令和5年度は令和4年度に構築したトレッドミルシステムを完成させた。令和4年度のシステムはいくつかの問題点があった。音源のずれ、点字ブロックの位置ずれなどである。そのため、再度構築しなおして、システムを完成させた。実験に置いても良好であった。その結果を踏まえて、国際学会で発表し、世界の人々にVRでの視覚障害者支援システムを紹介した。ヨーロッパとアジアの2つの国際学会で発表したが、両方とも好意的であった。特にヨーロッパは多くの人々が興味を示し、海外でも十分にこのシステムが通用することが分かった。
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