研究実績の概要 |
講演活動 1.1月23日,13-16時,「吃音のある子どもの保護者座談会ZOOM」保護者18名、オブザーバー(教員や言語聴覚士などの専門家)11名、スタッフ12名の計41名で実施。相談・専門機関に行く際に吃音のある子どものきょうだいが同伴する際の対応の問題について言及。きょうだいへの吃音の理解・啓発の必要性と応援者になってもらえる可能性について解説した。 2.7月10日,13-16時,「吃音のある子どもの保護者座談会ZOOM」保護者25名、オブザーバー19名、スタッフ13名の計57名で実施。グループでの話し合いの中で、きょうだいからのからかいが話題に上がり、相談・専門機関の職員に臨みたいきょうだい支援の観点や具体的な配慮事項等をについて、科研の「きょうだいインタビュー調査」のデータを基にしながら解説した。 調査研究 1.6月12日,10-15時,「吃音のある子どものきょうだいと母親インタビュー」研究協力者にきょうだい5名(小3・小4・小5・小5・中2)と母親5名,午前・午後に分けて2時間ずつ実施。問いは、①誰から何時吃音を教わったか、②吃音のある同胞に質問したこと、③寂しい気持ちや同胞への嫉妬、④友達から吃音について訊かれたか・その対応、⑤母親の態対応、⑥吃音のある同胞の将来について、⑦吃音の捉え方の自身の変遷、⑧他のきょうだいの話を聴いて思ったこと。母親への問いは、①きょうだいへの吃音の告知の仕方や内容、②告知時のきょうだいの反応、③きょうだいの心情の予測、④きょうだいへの願い・期待、⑤告知の時期や内容をふり返って、とした。 2.12月4日,10-15時、「きょうだいと母親インタビュー」(対面)きょうだい5名(小3・小4・小5・小5・中2)と母親5名,実施方法は1.と同様。現在データの質的分析中。
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