研究課題/領域番号 |
21K02754
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
安達 哲浩 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (80830380)
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研究分担者 |
竹井 豊 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (20710106)
大松 健太郎 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (50632501)
大和田 均 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (90886045)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 新型コロナウイルス感染症 / 360度カメラ / VR動画 / 救急活動現場 |
研究実績の概要 |
研究の計画としては、まず、様々な救急活動現場を想定したシナリオを作成し、作成したシナリオを体験できる動画を360度カメラで撮影し、VR動画教材として作成する。その後、対象者である救急救命士養成校の学生50名に対し当該VR教材を使用して実習・演習を行いその有効性を検証する予定であった。 新型コロナウイルス感染症の蔓延及び拡大により、研究分担者や研究協力者等との打合せなど進まなかったため、計画通りには進んでいない。 今年度は必要な360度カメラや動画処理用のパソコンなどを整備し、代表的かつ特徴的な救急現場を想定したシナリオを作成した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の蔓延拡大により、研究分担者や研究協力者との打ち合わせが順調に進まなかったことに加え、県外への移動も制限を受け、先行研究先の状況視察などもできなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
まず、先行研究によりすでに制作されているVR動画を視聴し、当該VR動画による実習や演習を体験するとともに、その教育に対する有効性と課題を明らかにしていく。 また、先行研究者らに、VR動画や活用方法に対する改善方法などの意見を聴取する。 次に作成したシナリオに合わせて、様々なシチュエーションでの360度動画撮影や環境音や会話などの録音を行い、動画コンテンツとしてVR動画教材を完成させる。 完成したVR動画教材を使用した群と使用しない群(対照群)で、対象者と実習指導者に対しアンケート調査を行い、VR動画教材による効果を検証する。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染症の蔓延及び拡大により、研究分担者や研究協力者との打ち合わせもままならず、また、県外への移動も制限されたことなどにより、必要な資機材の購入や先行研究者との意見交換などもできなかった。 今後、必要な資機材の購入及び先行研究者との意見交換及び360度カメラでの様々なシチュエーションでの動画撮影のための出張経費などとして使用するもの。
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