研究課題/領域番号 |
21K02765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 久留米工業高等専門学校 |
研究代表者 |
酒井 道宏 久留米工業高等専門学校, 一般科目(理科系), 教授 (90353276)
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研究分担者 |
田中 利史 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (60396851)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | STEAM教育 / トポロジー / 結び目理論 / 位相的データ解析 / L-S理論 |
研究成果の概要 |
学科横断科目「リベラルアーツ特論」受講生に対し、STEAM教育の工学と数学の関連性に着目した学習活動を実践し、自ら課題を見つける力、物事を様々な面から捉え解決する力、新しい価値を創造する力の修得を目指した。工学分野との親和性の高いトポロジー等をテーマに選定し、学習ピラミッドに沿った理解の深化を促した。前期はマルチメディア教材を用いた学習、後期はテーマ毎の協同学習を通して教員の指導の下で主体的・能動的な学習を行った。 2022年度はグラフ理論、2023年度はアートをテーマに加えた。さらに、2023年度は遠隔で他高専学生を受け入れた。その結果、シンポジウムで計14件の成果発表に導くことができた。
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自由記述の分野 |
トポロジー、科学教育
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ICTを活用した教育は、2015年の国連サミットで採択されたSDGsの目標4に掲げられている。ICTを活用した数学教育は、ソフトウェアを用いた教授法が多く実施されている。ALについては、高専では主に低学年向けにグループ学習やプレゼンテーションを中心に実施されている。高学年向けはゼミ形式のようなものが少数ではあるが報告されている。 本研究では、学習教材としても活用されているL-S理論と結び目理論、及びTDAを主なテーマとし、協同学習によるALの手法を取り入れたマルチメディア教育を実践し、効果を検証するものである。
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