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2023 年度 研究成果報告書

xR教材の制作を通じて実践するプロジェクト型教育

研究課題

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研究課題/領域番号 21K02786
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関新潟工科大学

研究代表者

山岸 芳夫  新潟工科大学, 工学部, 教授 (60290087)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードプロジェクト型教育 / xR / VR / 教材開発 / PjBL
研究成果の概要

この研究で我々は教育プロジェクト「xR教材開発プロジェクト」の立ち上げを行い、これまで2年間運営を行ってきた。この2年間で合計10個の多種多様な教材が作成され、それぞれ教育効果の検証も行い、それなりの効果が認められた。一方、それらの教材でUI/UXについて難点が指摘されることが多く、その改善を試みる研究も行われた。その結果、教育効果の向上は認められなかったものの、UI/UXについては難点の指摘が激減したため、改善されたと考えられる。今後はプロジェクトそのものの教育効果の定量化や、制作された教材とMoodleなどの学習管理システムとの連携などが課題として挙げられる。

自由記述の分野

教育工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

コロナ禍で我々は、大学に通えない状況で学生が手作業を伴う実験、実習科目の運営が困難となる状況を体験した。現在はかなり好転してはいるものの、再びパンデミックの状況が発生する可能性も十分考えられる。そのような状況でもxRによるシミュレーション教材を使えば、ある程度現実の実験、実習作業に近い形で体験学習が可能となる。この研究で我々はそのようなシミュレーション教材を制作する手法を構築し、なおかつそれを先輩学生が後輩学生を指導する形で継承していくプロジェクト活動を提案、実践した。その結果2年間で10個の教材が制作され、プロジェクトを持続可能にする「スキルの継承」のスタイルを確立することができた。

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公開日: 2025-01-30  

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