|
前年に続き、令和6年度も授業動画(予習・復習用)のTeams配信とWebClass(LMS)のオンラインテストを組み合わせた学習システムによる教育実践を行なった。加えて、新しい授業動画を作成する為の剛体の釣り合いについてのスライド等も完成させた。アンケートでは、授業動画が役立ったと回答した学生が約91%、オンラインテストが役立ったと回答した学生が約84%であった。特に、授業動画は試験勉強や復習の場面で役立っており、授業中でも自分のペースで問題演習の丸付けに活用してくれていた。また、入学時の低い偏差値にも関わらず、本校の令和6年度の全国高専のCBT試験の正答率は、同じ問題セットの全国高専の平均正答率に対して、ほぼ同等レベルであった。 研究期間全体を通じて実施した研究成果としては、主に以下の4点が挙げられる。 ① 授業動画64本を体系的に整備して、各クラスのTeamsのグループチャットへ配信した。配信した全動画は、当校の藤原教員のホームページ(https://www.hiroshima-cmt.ac.jp/departments/teacher/detail/000417.html)からも一般に向けて配信している。 ② 授業動画と一対一に連動するオンラインテスト55本をWebClass(LMS)に用意した。Teamsでのチャット配信の際に各動画と対応するオンラインテストの課題番号を明記することで、学習後の速やかな理解度チェックを可能とした。 ③ 3年生には「微分積分を用いた力学」の電子書籍による学習を行うことで、動画全体を通しての微積による体系的な理解を深めさせた。 ④ 動画を配信したチャットに理解したことや注意したいことなどをコメント返信させることで、自身の考えを整理させた。同時に、互いのコメントに「いいね」等のリアクションを付け合うことで、他者の観点からの学びを深めさせた。
|