研究課題
eラーニング教材開発において、学習者が獲得した知識や技能を「デジタルバッジ」と呼ばれるアイコンやマークによって可視化し、認証する方法が近年大いに注目されている。本研究では、こうした背景を踏まえ、マイクロクレデンシャルの概念と「デジタルバッジ」による学習達成度の可視化を実現するための教材開発のインストラクショナルデザインを検討し、そのデザインをもとに、診療科ごとの主要な症候をテーマとした英語医療面接eラーニング教材の開発を行う。また、その運用評価によって、教材の有効性を検証するとともに他の教育機関との共同利用にむけた課題を検討する。さらに、学会発表や論文によって本研究で得た知見を社会に還元し、医学教育や他の専門教育分野におけるデジタルバッジ認証型eラーニングの普及と進展に貢献することを目的とする。本研究では、3年間の研究期間を3つのフェーズ分けて研究を実施する計画とし、第1フェーズ(2021年度)、第2フェーズ(2022年度)につづき第3フェーズには次の内容の研究を行なった。① 開発した教材の効果(学習効果と動機づけ)について分析し、改善項目の精査と修正 ② 他の教育機関とのビデオ教材の共同利用に必要な課題の洗い出し ③ 本研究課題で得た成果を関連する国内外の学会で発表
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 5件、 招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Proceedings of 2024 12th International Conference on Information and Education Technology (ICIET 2024)
巻: 1 ページ: 203-207
https://imee.med.shimane-u.ac.jp/course/view.php?id=234