研究課題/領域番号 |
21K02887
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
久保田 健夫 聖徳大学, 教職研究科, 教授 (70293511)
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研究分担者 |
張山 昌論 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (10292260)
鈴木 由美 聖徳大学, 児童学部, 教授 (30331383)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 科学教育 / 脳科学 / 脳血流測定 / 医師 / 心理師 |
研究実績の概要 |
新型コロナウイルスの感染の拡大阻止や制圧には、日常の手洗いやマスクの感染対策と、科学的基盤に立ってウイルス株の性状に基づく個人の行動変容能力の獲得が必要と思われる。同様に、自己の生涯の健康を確立維持には、幼少期からの良好な食習慣と現場の自己の発達に関する科学的理解の獲得が必要である。 このような背景の下、本研究の目的は、申請者の行ってきた栄養や発達に関する基礎研究を基盤として、発達支援業務に協働して携わってきた公認心理師と共に、小中学生に対し、3年間の計画で自らのこころとからだの健康の科学的理解を図り、将来のための行動変容を促すことである。 具体的には初年度(令和3年度)は小学2年生に対する健康教育、すなわち「大人になってから健康であるために今から気をつけること」の科学授業、小学4年生に対する自己発達教育、すなわち「自分の今の発達段階を理解することを通じて自己肯定感を高め、他者を思いやる気持ちの育む」ための心理学授業、中学1年生を対象にした最新科学知見に基づいた社会性確立授業、すなわち「ヒトは皆、遺伝子異常を持っているから誰も他人を差別できないこと」の科学的理解を図る授業の3つを、研究対象校の校長の下、令和3年度の授業計画の中に設定した。 今後は設定した授業を実施し、各々の科学的理解を図り、共感の有無を脳科学的視点で極軽量脳血流測定装置(NeU社 Hot-2000)で測定し、その後の行動変容の有無を順次確認していく予定である。
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