研究課題/領域番号 |
21K03014
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研究機関 | 桜花学園大学 |
研究代表者 |
小原 倫子 桜花学園大学, 保育学部, 教授 (10450032)
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研究分担者 |
小山 里織 広島修道大学, 健康科学部, 研究員 (40458089)
石井 僚 奈良教育大学, 学校教育講座, 准教授 (50804572)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 保育の質 / 保育者による乳幼児の情動認知 / 獲得、習熟プロセス / VTR刺激 / マイクロスコピック |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、保育者による“乳幼児の情動状態を読み取る能力”の獲得・習熟プロセスを検証することで、情動認知の側面から見た保育の質を明らかにすると共に、発達特徴別に子どもの発達との関連をモデル化し、乳幼児の情動発達を支える保育者の関わり方を体験的にトレーニングできる情動認知発達プログラムを開発することである。 研究計画によれば、研究初年度である令和3年度は、研究1)として、保育者が “乳幼児の情動状態を読み取る能力”を獲得するプロセスを個人内変化としてトレースすると同時に乳幼児の情動共有の発達プロセスとの関連を明らかにすることを目的としている。研究方法として、一年目の初任保育者を対象に、保育者経験3か月の時期を最初の時点として、3か月間隔で一年間、計4回測定を繰り返す短期縦断調査を実施予定であった。 研究分担者とはZoomによる会議を定期的に行い、調査方法及びデータの分析方法や実施スケジュールなどについて検討を重ねた。しかしながら、コロナ禍という社会状況の影響から、園に出向いて面接及び観察調査の継続的な実施は断念せざるを得なかった。 令和4年度に確実に調査をスタートさせるために、研究参加者のリクルートを実施し、45名の初任保育者の方から研究への参加承諾を得ている。また、令和4年度の実施スケジュールも決定している。更に、コロナ禍という社会状況の影響から、対面での調査が困難となる可能性も考慮し、オンラインでの実施方法も併せて検討し2案での実施計画を立案した。令和4年度の調査遂行に向けてできる限りの準備をしている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究初年度である令和3年度は、研究計画によれば、研究1として一年目の初任保育者を対象に、保育者経験3か月の時期を最初の時点として、3か月間隔で一年間、計4回測定を繰り返す短期縦断調査を実施予定であった。 しかしながら、コロナ禍という社会状況の影響から、園に出向いて面接及び観察調査の継続的な実施は断念せざるを得なかった。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度に確実に調査をスタートさせるために、令和3年度中に、研究参加者のリクルートを実施し、45名の初任保育者の方から研究への参加承諾を得ている。また、令和4年度の実施スケジュールも決定している。更に、コロナ禍という社会状況の影響から、対面での調査が困難となる可能性も考慮し、オンラインでの実施方法も併せて検討し、2案での実施計画を立案した。令和4年度の調査遂行に向けてできる限りの準備をしている。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究初年度である令和3年度は、研究計画によれば、研究1として一年目の初任保育者を対象に、保育者経験3か月の時期を最初の時点として、3か月間隔で一年間、計4回測定を繰り返す短期縦断調査を実施予定であった。しかしながら、コロナ禍という社会状況の影響から、園に出向いて面接及び観察調査の継続的な実施は断念せざるを得なかった。 令和4年度に確実に調査をスタートさせるために、令和3年度中に、研究参加者のリクルートを実施し、45名の初任保育者の方から研究への参加承諾を得ている。また、令和4年度の実施スケジュールも決定している。更に、コロナ禍という社会状況の影響から、対面での調査が困難となる可能性も考慮し、オンラインでの実施方法も併せて検討し、2案での実施計画を立案した。令和4年度の調査遂行に向けてできる限りの準備をしている。
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