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2023 年度 研究成果報告書

1メートルストローク、1ナノメートル微動を実現するワイヤレス多自由度小型自走機械

研究課題

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研究課題/領域番号 21K03972
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分20020:ロボティクスおよび知能機械システム関連
研究機関愛知工業大学

研究代表者

鳥井 昭宏  愛知工業大学, 工学部, 教授 (70267889)

研究分担者 道木 加絵  愛知工業大学, 工学部, 教授 (00350942)
元谷 卓  愛知工業大学, 工学部, 准教授 (80733443)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードインチワーム / 圧電素子 / 電磁石 / 計測 / 制御 / 推定 / 自律移動
研究成果の概要

本研究では、これまでに開発された圧電素子の伸縮と電磁石の吸着を利用したインチワーム型多自由度小型自走機械を基に、自律移動を可能にする技術的拡張を行った。具体的には、外部に設置されたグローバルカメラと小型自走機械に搭載されたローカルカメラの連携、鉛直方向の振動を利用して浮上を推定するための電気信号の取得と浮上量の相関の測定、小型自走機械が検出した情報を外部に伝達する方法、配線を用いない電力供給およびその実現のために移動機構に搭載する電力変換回路、に関する各項目を明らかにした。これらの技術により自走機械の移動が可能となった。

自由記述の分野

メカトロニクス

研究成果の学術的意義や社会的意義

この研究によって得られた成果は、小型自走機械の実現に資する。小型自走機械は省エネルギー・省資源・省スペースなどに貢献する。小型自走機械の構成要素は、小型ロボット・精密作業ロボット・多機能ロボットなどに応用でき、学術的・社会的に意義が高い。この研究の成果は、電気機械変換技術・電力変換技術・情報伝達技術の融合であり、限られた体積に高度に集積化された機能を有するデバイスの開発に役立つ。小型自走機械の自律動作は、AIや機械学習と融合することによって、ロボットなどの自動機械の知能化に役立ち、作業のDX化や省人化を実現する。

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公開日: 2025-01-30  

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