現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
(目的1) 欠損および剥離を含む直交異方性薄板材表面の弾性波動場をLp 距離空間で表現し, 点波源拘束偏微分方程式を導出を実現した. (目的3) さらに, 面外方向の変位と互いに直交する一対の面外せん断歪みを同時に計測する, 多点微分干渉証明光学系を開発し, 点波源拘束偏微分方程式にもとづく非破壊検査手法を実際の欠損に適用し欠損のシルエットの再構成に成功した. (目的2) 現在 FDTD数値モデルを作成し, CFRP を模擬し, 人工的に作成した欠損に対して点波源拘束偏微分方程式にもとづく欠損検出手法を適用し, その妥当性を評価している途中である. 3つの目的のうち2つはすでに達成しており おおむね順調に進展していると判断した。
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今後の研究の推進方策 |
(目的2)の実現のため, FDTD数値モデルを作成し, CFRP を模擬し, 人工的に作成した欠損に対して点波源拘束偏微分方程式にもとづく欠損検出手法を適用し, その妥当性を明らかにし, 学会等で発表することを予定している
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