研究課題/領域番号 |
21K04309
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研究機関 | 秋田工業高等専門学校 |
研究代表者 |
長谷川 裕修 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00533374)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 交通安全 / 視覚的注意 / 歩行者行動 / Virtual Reality / 視線計測 / NIRS |
研究実績の概要 |
本研究では,視覚からの大量の入力情報を取捨選択して,適切な対象に注意を向ける働きに大きく寄与する視覚的注意のメカニズムが道路空間においてどのような対象に対してどのように働くのかを明らかにすることを目的とする.具体的には,1)実道路環境での視線・眼球運動計測実験を実施し,この結果と撮影画像から推定した顕著性マップによって注意を惹きやすい対象を特定する.2)実験条件をコントロール可能なVR環境での視線・眼球運動・脳活動等の計測実験を実施し,この結果と注意を惹きやすい対象との時系列的な関係性から注意のメカニズムがどのように働くかを解明する. 当該年度においては,脳活動計測装置によって収集したデータに対してフィルタリング等の前処理を行った上で可視化し,視線データとの関連性を分析した.その結果,脳活動と視線データには関係性がないことが明らかとなった.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初予定した分析については完了しているが,研究成果を取りまとめて論文投稿を行うために期間を1年間延長した.
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今後の研究の推進方策 |
補助事業の目的をより精緻に達成するために研究成果を取りまとめ,論文投稿を行う.
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次年度使用額が生じた理由 |
当初予定した分析については完了しているが,研究成果を取りまとめて論文投稿を行うために期間を1年間延長したため,次年度使用額が生じた.主に論文の投稿料および掲載料,学会発表に要する旅費に使用する計画である.
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