本研究では、地上走行ロボット(UGV)と飛行ドローン(UAV)、MEMSセンサおよび自己位置推定技術 (SLAM)を活用することで、建物内の環境情報を空間として把握する環境把握システムの開発、実用化を目的として行っている。まず、温度成層を乱すことなく3次元的に温度分布を把握する目的で、ドローンによるシステムと提案するUGVと飛行船によるシステムを比較し、提案システムにより、効率よく空間的に温度分布を把握できることを確認している。次に建物屋内の現況把握を目的とsて、深度カメラを用いた3次元測量システムを提案している。本研究の成果は校舎を対象とした実証実験により有用であることを確認している。
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