次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じたのは,1年目と2年目の2021年度と2022年度に現地調査が実施できなかった影響による。この影響で,2年目から3年目に675,515円の繰越額が生じた。3年目は,文献調査に重点をおいた結果,現地調査を数多く実施することまではできず,結果として4年目への繰越額481,584円が生じることになった。 4年目は当初の計画では新たな内容の調査を実施せず,補足調査に止め,研究の取り纏めに全力を注ぐこととしていた。しかし,これまで現地調査がほとんど実施できていないので,研究全体のバランスを考える必要はあるが,実施できる限りは現地調査を実施したい。なお,4年間のうち既に3年間の予算の執行が当初の計画通り実施できていないために,最終的に一部返還することも視野に入れる必要があると考えている。 以上を踏まえ,内定を頂いた4年目の予算額70万円と次年度使用額を含めた合計1,181,584円の利用計画を以下のように再考した。旅費については計画の立案当初よりも値段が高くなっており,特に国外への旅費は高くなっているので,多めに見積もった。 図書・各種資料/史料購入費消耗品費(一般文具など一式)100,000円,国内旅費(資料収集,東京方面2回,成果発表2回)400,000円,外国旅費(台湾,2回)600,000円,その他(論文投稿費など)81,584円,合計1,181,584円
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