研究課題
基盤研究(C)
本研究では経口デリバリーに適した油状物質や油状微粒子を作成するために、材料の視点から異なる種類の油状物質間において統一された条件のもとで評価することで、油状微粒子による経口デリバリーにおける油状物質に必要な特性を明らかにすることを目的に研究を行った。その結果、異種の油状物質間の議論を行うための新しい方法論を確立することができた。
ドラッグデリバリーシステム
経口投与(飲み薬)は最も一般的な薬の投与方法であり、本研究によって生まれた新しい経口デリバリーシステムの方法論は将来の社会的にも非常に意義のあるものである。また報告書内でも述べたように、統一された条件での異種の油状物質間の比較検討は難しく、その解決策の可能性を示す段階まで進んだことは学術的にも意義があると考えられる。