Investigations of spectrally tunable, nanosecond laser pulse compression characteristics by SBS technique

2023 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21K04934
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分30020:光工学および光量子科学関連
• 研究機関: 公益財団法人レーザー技術総合研究所
• 研究代表者: コスロービアン ハイク 公益財団法人レーザー技術総合研究所, レーザープロセス研究チーム, 副主任研究員 (70291036)
• 研究期間 (年度): 2021-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: 誘導ブリルアン散乱 / SBS / パルス圧縮 / compact SBS cell / tubable ns pulses

研究成果の概要

この研究の目的は、誘導ブリルアン散乱(SBS)によりパルス圧縮特性を調査、広範囲に調整可能なns幅、数mJのTi:Saレーザーパルス圧縮方法を開発することでした。SBSに基づくns光パルス用のコンプレッサが設計および構築した。FC72およびFC40 SBS液体を使用し、720～850nm領域で18～30ns幅、5～13mJのTi:Saパルスの圧縮実験が実行した。キャビティ内エタロンを設定で、圧縮されたパルス幅は11.2から7.0nsに減少し、効率は42から55%に向上した。また、SHG（第二高調波発生）ユニットを構築し、より広いスペクトル領域でのSH変換効率と圧縮パルスの発生安定性を調査した。

自由記述の分野

High-power lasers

研究成果の学術的意義や社会的意義

Single WL pulse compression by SBS has been done previously, but to the best of my knowledge, it has not been applied to wavelength-tunable laser pulses. By establishing such a compression method, one can compress and use ns pulses in different areas such as resonance Raman spectroscopy, LIDAR, etc.