研究課題/領域番号 |
21K05853
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
|
研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
小林 太一 宮崎大学, 研究・産学地域連携推進機構, 准教授 (40541355)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | 紫外励起 / 蛍光分光画像 / 蛍光指紋 / 品質評価 / 非破壊計測 |
研究成果の概要 |
非破壊の農産物品質評価技術の確立に向けて、紫外光励起蛍光分光画像法を用いたシステムを試作した。本システムは、紫外励起光源(375nmLED)、試料架台、冷却CMOSカメラ、システム制御用PC等から構成される。低温貯蔵ヘベスは経日的に障害が進行し、同時に蛍光強度が増加する傾向が見られたことから、このシステムはヘベスの低温障害のモニタリングに利用できることが示唆された。
|
自由記述の分野 |
農業環境工学および農業情報工学関連
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、蛍光分光計測と画像を一体化した蛍光指紋イメージングにある。これまで蛍光分光光度計を用いて局所的に計測し蛍光分光解析及び蛍光指紋測定によって農産物等の品質評価されてきたものを面として広範囲に検知することが可能となる。また、社会的意義は、これまで以上に多様化する食のサプライチェーンにおいて食の安全・安全性、高品質の担保が可能となる。
|