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2023 年度 研究成果報告書

ブロイラーに多発する異常硬化胸肉の発現機序の解明と発現を抑制させる飼養法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21K05908
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42010:動物生産科学関連
研究機関酪農学園大学

研究代表者

長谷川 靖洋  酪農学園大学, 農食環境学群, 講師 (50807328)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードブロイラー / 異常硬化胸肉 / Wooden Breast
研究成果の概要

本研究の目的はブロイラーで高発現する異常硬化胸肉の発現と胸肉内血管との関わりを調査することである.異常硬化胸肉を発現した個体は胸肉内の胸鎖動脈の形成が不十分であることが明らかとなった.そのため,胸肉内を原因として血管形成不良により低酸素状態となることで異常硬化胸肉を発現する要因である酸化ストレスを生じることを明らかとした.

自由記述の分野

食肉科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

国内外問わず,最も食されている肉種はブロイラーであり,ブロイラーの数%が異常硬化胸肉を発現し,商業的価値を損なうために廃棄されている.本研究で明らかとしたブロイラー胸肉の血管形成不良は異常硬化胸肉の発現させないために必要な基礎的な知見となり,今後の研究の展開を大いに期待できる成果である.

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公開日: 2025-01-30  

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