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2023 年度 研究成果報告書

滑膜マクロファージに着目した関節リウマチ病態の性差メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21K05974
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42030:動物生命科学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

佐伯 法学  愛媛大学, 学術支援センター, 講師 (80791607)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード関節リウマチ / 滑膜マクロファージ / エストロゲン受容体 / 性差
研究成果の概要

関節リウマチは女性優位な病態性差を持つ疾患である。我々は、女性ホルモンのエストロゲンとその受容体ERαの機能に着目し、関節リウマチの性差構築機構を明らかにするため、遺伝子改変マウスを用いてゲノムワイドな解析手法により研究を行った。その結果、滑膜マクロファージのERαは、細胞内代謝を活性化し細胞死を誘導することで関節炎の悪化に寄与していることが明らかとなった。

自由記述の分野

動物生命科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

病態における性差は古くより知られているがその分子機構は不明な点が多い。また、多くの治療法は男性基準であることが多く、性差を考慮した医療の確立が重要であると考えた。本研究では、性差が明確な代表的な疾患である関節リウマチに関して研究を行い、女性ホルモンによる性差構築機構の一端を明らかにした。さらに詳細なメカニズムが明らかになれば、女性を対象としたテーラーメイド医療への展開、性差を考慮した治療ガイドラインの制定など多岐に渡り発展することが期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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