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2023 年度 研究成果報告書

ダブルスタンダードリピドーム解析法による網羅的脂質定量法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 21K06512
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47020:薬系分析および物理化学関連
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 (2023)
九州大学 (2021-2022)

研究代表者

中尾 素直  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命科学研究所, 主任技術員 (60457306)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードlipidomics
研究成果の概要

非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)は脂肪肝に炎症を伴うとともに病態進行により不可逆的な線維化が惹起される。さらに肝臓の線維化は肝硬変・肝癌へ進展するため、早期の段階で脂肪肝とNASHの違いを明確に判別する診断技術の開発が望まれている。メタボローム解析は、体外診断で疾患を同定できる簡便かつ有用な技術であるが、質量分析装置には絶対定量を行う事はできない。位置異性体の多い脂質を臨床診断に資する定量値を算出するための手法を開発してここに報告する。

自由記述の分野

情報科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

メタボローム解析は体外診断で疾患を同定できる有用な技術ですが、測定に使用する質量分析装置は絶対定量ができない。特に位置異性体が多い脂質は、その標準品を用意することすら難しいため、相対定量も困難な状況である。そこで、標準品の存在しない脂質の定量方法を開発すると同時に、未だに体外診断のできないNASHの診断方法に寄与できるのではないかと考えた。メタボローム定量は、今後すべての診断や創薬においてエビデンスを提供する重要な技術に発展します。

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公開日: 2025-01-30  

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