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2023 年度 研究成果報告書

加齢依存的脂肪性肝疾患の病態と分子機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21K06544
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

小藤 智史  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 講師 (00508153)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード肝臓 / 脂肪化
研究成果の概要

飽食や高齢化に伴い、肝臓の脂肪化という病態が問題となってきた。興味深いことに、加齢依存性の脂肪肝も報告されてきている。脂肪性肝疾患は線維化を発症し、肝硬変、肝がんへと重症化する可能性があるため、その発症機構の解明は急務である。本研究では、加齢依存性の疾患について寿命が半年であり、老化研究で注目されているモデル生物アフリカメダカを用いて解析した。肝臓の組織解析から、アフリカメダカの肝臓では、孵化後、脂肪肝を発症すること、加齢とともに蓄積した脂肪が消失していくこと、そして、逆に線維化が進むことを見出した。これらの結果は、アフリカメダカが脂肪肝の解析に有用なモデルとなることを示唆している。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢社会である現代社会においては、加齢に伴う疾患の予防法または治療法の開発が急務である。本研究は加齢依存的な肝疾患の新たな治療法確立のための基盤研究である。そのため、 本研究を発展させることで学問的だけではなく、将来的にQuality of Lifeを高めることにも繋がりうる。

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公開日: 2025-01-30  

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