研究課題/領域番号 |
21K06597
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47040:薬理学関連
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
小山 浩史 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (40709656)
|
研究分担者 |
上園 保仁 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20213340)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | ドキソルビシン / 心毒性 / グレリン / 受容体 / ゼブラフィッシュ |
研究成果の概要 |
抗がん剤ドキソルビシンの心毒性をデスアシルグレリンというペプチドホルモンが軽減することに着目し、デスアシルグレリンの受容体を探索した。さらに、デスアシルグレリン受容体に結合する化合物やペプチドを探索して、複数の分子を同定した。デスアシルグレリンまたは下流のシグナル分子を刺激することで、ドキソルビシンを投与する際の心筋毒性を軽減し、安全に十分なドキソルビシン投与を行える可能性が示唆される。
|
自由記述の分野 |
分子生物学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ドキソルビシンの毒性を抑えつつ、十分な量の投与を行うことができれば、がんの化学療法を心毒性のために途中で中止することなく最後まで実施でき、奏効する可能性が高くなり、がん患者のより良い生活に貢献できると考えられる。
|