• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

コリンプラスマローゲンの生合成経路と生理機能の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21K06839
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48040:医化学関連
研究機関九州大学

研究代表者

本庄 雅則  九州大学, 医学研究院, 教授 (90372747)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードコリンプラスマローゲン / エーテル型リン脂質 / 心臓 / 生合成
研究成果の概要

心臓に多く存在するエーテルリン脂質の1種であるコリンプラスマロ―ゲンの生合成経路や生理機能の解明を試みた。マウス心臓におけるコリンプラスマロ―ゲン量はヒトと比較して約1/5程度と少ないことを見出した。マウス心臓と比較してコリンプラスマローゲンが約2倍程度多いヒト心筋由来培養細胞を用い、エタノールアミンプラスマローゲンの代謝の抑制はコリンプラスマローゲンを増加させることを見出した。また、コリンプラスマローゲンの精製法を確立し、精製コリンプラスマローゲンの細胞への投与実験からコリンプラスマローゲンがミトコンドリアの膜電位の維持や増加に機能することを見出した。

自由記述の分野

医化学関連

研究成果の学術的意義や社会的意義

哺乳動物の心臓には、エーテルリン脂質の1種であるコリンプラスマロ―ゲンが多く存在するが、その生合成経路や生理機能は不明である。本研究では、コリンプラスマローゲン合成の前駆体を見出すとともに、コリンプラスマローゲンが心筋細胞のミトコンドリア機能を改善することを世界に先駆けて明らかにした。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi