研究課題
我々は脂肪萎縮性糖尿病患者由来の末梢血CD34+細胞からiPS細胞を樹立した。マイクロスフェアを用いた高効率で安定した方法で脂肪細胞へと分化させた結果、疾患iPS細胞の脂肪細胞分化系では1細胞あたりの脂肪滴数の減少と巨大脂肪滴の出現が観察され、疾患の表現型が再現されていた。トランスクリプトーム解析、メタボローム解析、化合物スクリーニングなどの統合的なアプローチにより脂肪萎縮性糖尿病の病態メカニズムの解明を試みている。
2: おおむね順調に進展している
予定していた研究目的は、ほぼ達成し、おおむね順調に進展していると考えられる。
予定していた研究目的は、ほぼ達成し、おおむね順調に進展していると考えられるため、引き続き当初の計画通り、研究を推進する。
次年度に使用する必要が生じたため