研究課題/領域番号 |
21K07011
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
岡田 信彦 北里大学, 薬学部, 教授 (80194364)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ポリアミン / サルモネラ / 感染性 / 遺伝子発現 |
研究実績の概要 |
サルモネラのポリアミン代謝に関わる遺伝子が破壊された変異株を作製した。まず、試験管内における増殖性を調べた結果、ポリアミンに依存した増殖能が示唆された。その他の一般性状も検討した。次に、培養細胞あるいはマウスを用いて、感染性を検討した。その結果、サルモネラのポリアミン代謝はマウスに対する感染性に寄与することが明らかになった。現在、サルモネラ感染性に寄与する分子メカニズムを検討している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度の目標である、サルモネラ感染におけるポリアミン代謝の必要性を明らかにすることができたから。
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今後の研究の推進方策 |
サルモネラ感染性に寄与するポリアミン代謝に依存した分子メカニズムを明らかにする。
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次年度使用額が生じた理由 |
試薬の購入費などにかかる費用が当初の予算を下回ったため。翌年度分に繰り越しをし、試薬や実験動物の購入費などに使用する予定である。
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