ヒト急性単球性白血病細胞THP1細胞がPMA刺激でエクソソームを含むExtracellular vesicle (EV)に内包されたGal-9を分泌することを示した。このGal-9はEV中に完全に内包されており、Gal-9のL型とM型のスプライシングバリアントであった。エクソソーム中のGal-9は何らかの因子とジスルフィド結合を形成している可能性が示唆された。EV Gal-9のELISA定量方法を開発し各種疾患患者の血漿を測定した。デング熱患者ではEV Gal-9が回復期に上昇したので検体数を増やした確認が必要である。AIDS、結核、AIDS・結核では重症度を反映するような差は見られなかった。
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