研究課題/領域番号 |
21K07361
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡崎 仁 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80261973)
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研究分担者 |
池田 敏之 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80322759)
三島 由祐子 杏林大学, 保健学部, 講師 (90815771)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 輸血関連急性肺障害 |
研究成果の概要 |
輸血関連急性肺障害(TRALI)は輸血副反応の中でも致死的になりうる重篤な副反応である。中でもドナーの持つ抗HNA3a抗体によって起こる肺障害は重篤になる可能性が極めて強く、この反応の生体内での機序を解明することはTRALIの病態解明に欠かせない。HNA3a/CTL2の細胞内でのシグナル伝達については解明がなされておらず、細胞を用いた系でその機序を解明し、TRALIの特異的な治療への端緒となる可能性を追求した。
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自由記述の分野 |
輸血医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
輸血関連急性肺障害(TRALI)はその機序が未だ未解明であり、特異的治療が判明していない。非感染性もしくは非溶血性輸血副反応の中でも致死的になりうるTRALIの治療に結びつく機序の解明は輸血の安全性に大きく寄与する。
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