研究課題
本研究は、①神経性過食症(BN), 過食性障害(BED)に対するインターネット版認知行動療法(iGSH-CBT)のランダム化比較試験を用いて、iGSH-CBT+通常の治療(TAU)の、TAUに対する有効性(superiority)の検証を目的とする。②iGSH+CBT+TAUをTAUに比較し、ドロップアウト率、気分の変化、QoLの変化、動機づけ、治療の満足度を副次評価項目として検証する。③治療終了後6か月間の維持効果を検証する。千葉大学医学部付属病院倫理審査委員会にて承認され、令和6年3月までの組み入れ件数は、30例(iCBT-CBT群 15例、TAU群 15例)の組み入れが終了した。iCBT-CBT群は、15例中、継続中の症例は4例、脱落例は6/15例、TAU群は、脱落例は6/15例であった。有害事象なく、安全に進捗中である。
3: やや遅れている
目標症例数82例中、組み入れ件数は30例であり、covid19の影響により、組み入れの進捗に影響があった。組み入れ後の介入と進捗は順調に経過している。
最終年度にデータ固定を行い、解析と結果報告、公表を行う予定である。
予定よりも症例の組み入れが遅延しており、学会発表のための旅費、論文の投稿費用が次年度の予算に組み込まれたため。
すべて 2023 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 備考 (1件)
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