研究課題/領域番号 |
21K07625
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
茂庭 仁人 札幌医科大学, 医学部, 訪問研究員 (50749786)
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研究分担者 |
丹野 雅也 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (00398322)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 造影剤腎症 / レニン―アンジオテンシン系 / ネクロプトーシス / オートファジー |
研究実績の概要 |
2021年度はSDラットを用いて、造影剤腎症モデルの作成を行い、2022年の日本腎臓病学会学術集会でその成果を発表した。2022年度は確立した造影剤腎症モデルの腎組織を用いて、Western blotting法、PCR法、免疫染色法によりネクロプトーシスやオートファジーのマーカー、腎障害マーカーなどの分子生物学的解析を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
造影剤腎症モデルの確立に成功しており、分子生物学的解析も進行している。
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今後の研究の推進方策 |
造影剤腎症モデルの腎組織を用いて、Western blotting法、PCR法、免疫染色法により分子生物学的解析を継続し、研究結果をまとめ論文作成を目標とする。
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次年度使用額が生じた理由 |
Wesetrn blottingやPCRに共同で使用する試薬の購入に、一部奨学寄附金など他の財源を用いたため残額が生じた。2023年度は、各種抗体やプライマーの購入、論文英文校正、論文投稿料により繰り越し残額を消費する予定である。
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