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2022 年度 実施状況報告書

遺伝病のthin slice撮像と人工知能による磁気共鳴画像診断法の樹立

研究課題

研究課題/領域番号 21K07651
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

中川 基生  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (60590982)

研究分担者 齋藤 伸治  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (00281824)
野澤 久美子  地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (20619986)
下平 政史  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (60597821)
小澤 良之  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90569005)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードAI / 遺伝病 / MRI
研究実績の概要

当院において3DT1強調像が撮像された小児頭部MRI800例、神奈川県立こども医療センターで3DT1強調像が撮像された小児頭部MRI60例の画像データをもちいて、脳梁形態診断をするプログラムをSony社製Neural Network Consoleで作成した。正診率は96%であり、専門家による診断率に近づけることができた。これらの症例の臨床データ、遺伝学的検査結果と比較検討を行った。
本研究による成果は、第83回日本医学放射線学会(横浜)、European Congress of Radiology 2024で発表予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究開始当初はコロナウイルスによる影響で、共同研究施設である神奈川県立こども医療センターとの連携が若干困難であった。しかし、現在遅延を取り戻し当院、共同研究施設の症例収集と解析ソフト作成は順調に進行している。

今後の研究の推進方策

AIのプログラムの内容により診断能が多分に変化するため、安定した高い診断能をもつAIプログラムを構築できるよう検討する。また、AIは一般的に学習できる症例が多ければ多いほど診断制度がますため、本研究に参加可能なその他の研究施設を探し、協力を仰ぐ予定である。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルスの蔓延により学会出席、学会発表を自重したため。次年度以降、パンデミックが落ち着けば積極的に研究成果を学会で発表する予定である。

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公開日: 2023-12-25  

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