研究課題/領域番号 |
21K07778
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
勝見 良樹 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任講師 (00808496)
|
研究分担者 |
吉田 秀樹 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10643546)
家原 知子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20285266)
宮地 充 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 学内講師 (40584983)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | ラブドイド腫瘍 / 体液診断 / 稀少疾患 / エクソソーム / マイクロRNA |
研究実績の概要 |
候補microRNAの探索のためにラブドイド腫瘍臨床検体10例、ウイルムス腫瘍臨床検体3例、髄芽腫臨床検体3例を用いて網羅的なアレイ解析を実施したところ、検体数が少ない影響もあり有意差を示す差異はみられなかったが、いくつかのmicroRNAにおいてラブドイド腫瘍検体において高発現を認めるものがみられた。 今後、ラブドイド腫瘍細胞株の上清から抽出したexosome内のmicroRNAの解析を行うとともに、上記腫瘍内のmicroRNA発現やラブドイド腫瘍患者血液内のexosome内microRNA発現との相関性について検証する。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
ラブドイド腫瘍細胞株の上清を用いたexosome内のmicroRNAの網羅的な解析の準備に時間がかかっているため。
|
今後の研究の推進方策 |
細胞株とその上清を用いたvitroでの解析(発現量とその機能解析)を進めていく予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
本年度に施行予定であった上清を用いたexosome内microRNAの網羅的解析は準備に時間を要するために次年度に行うこととなった。
|