VB6依存性てんかんの早期診断体制構築のため、測定可能な診断バイオマーカーの追加、遺伝子・酵素診断の手法の整備、バイオマーカーが未発見のPLPBP欠損症におけるバイオマーカー探索を試みた。 その成果として、既存のVB6測定系の拡張を行い、分析条件をほぼ決定できた。現在、バリデーションを行っているところである。ALDH7A1欠損症のバイオマーカーに関しては分析条件が確定した。遺伝子診断の体制は問題なく整えることができた。酵素活性測定に関しては、ALDH7A1欠損症についての測定条件の設定がほぼ整った。メタボローム解析用のPLPBP欠損症患者の臨床検体は、目下収集中である。
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