研究課題/領域番号 |
21K07806
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
東海林 宏道 順天堂大学, 大学院医学研究科, 先任准教授 (30365621)
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研究分担者 |
清水 俊明 順天堂大学, 医学部, 教授 (30260889)
村野 弥生 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (80771922)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 胎児発育不全 / インスリン抵抗性 / レニンアンギオテンシンアルドステロン系 |
研究実績の概要 |
【方法】妊娠Sprague-Dawleyラットに、蛋白量を7%に制限した餌を妊娠期間に摂取させ、蛋白制限FGRモデルを作成した。対照群には21%蛋白量の通常餌を与えた。出生した仔ラットに対して、生後8週、12週にOGTTとインスリン負荷試験を行った。また、生後12週に解剖を行い、肝臓のアンジオテンシン返還酵素 (ACE) 、アンジオテンシン(AGT)、アンジオテンシンタイプ1a 受容体(AGTR1a)のRT-PCR解析を行い両群間で比較検討した。 【結果】FGRラット群の平均出生体重は対照群に比べて有意(p < 0.01)に小さく、生後12週の時点まで体重差が持続していた。生後8週と12週のOGTTとインスリン負荷試験では、両群間で明確な傾向がなく、FGR群におけるインスリン抵抗性を示すことができなかった。肝臓のRT-PCR解析では、FGR群で肝臓のAGT発現が有意に低下していたが、ACEやAGTR1aの発現は両群間で有意差を認めなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
動物実験において、FGRのインスリン抵抗性について安定した結果が得られていない。骨格筋の評価できていない。臨床研究を進められていない。
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今後の研究の推進方策 |
ラットを用いた動物実験について、安定した結果が得られるよう検証しつつ検討を進める。骨格筋におけるRAAS系の評価を行う。RAAS系についての臨床研究計画を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
Ang II、Ang (1-7)、AGTのELISAキットを購入し、ラットモデルにおける血中・尿中Ang II、Ang (1-7)、AGTを測定する。
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