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2023 年度 研究成果報告書

ライソゾーム病に対するアロステリックシャペロン療法による新規治療法の開発研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21K07821
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

檜垣 克美  鳥取大学, 研究推進機構, 准教授 (90294321)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードシャペロン / アロステリック / ライソゾーム / 低分子化合物 / 治療法開発 / 中枢神経障害
研究成果の概要

本研究課題では、神経症状を示すライソゾーム病としてGM1-ガングリオシドーシスとゴーシェ病に対し、我々が見いだした阻害活性を示さない新しいタイプの薬理学的シャペロン化合物を用い、試験管内試験と培養細胞試験によりその有効性を調べた。培養細胞試験で、各化合物の変異型特異的な活性上昇効果を認めた。また、ゴーシェ病化合物について、正常酵素をシャペロン化合物の同時投与による相乗効果を認めた。さらに、ゴーシェ病細胞のミトコンドリア機能異常に対する相補効果も認めた。以上の結果は、これらの化合物が新規アロステリックシャペロン薬候補化合物としての有用性を示すことが出来た。

自由記述の分野

細胞遺伝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

遺伝性ライソゾーム病の脳病態に有効な治療法の開発が求められている現状に対し、薬理的シャペロン療法は有効な治療アプローチで、その開発研究は重要である。また、副反応の低い新しい治療法の開発は、将来的なシャペロン療法の応用のためも有用な知見を示すことができた。

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公開日: 2025-01-30  

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