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2023 年度 実施状況報告書

早産児の慢性肺疾患の重症度予測モデル構築のための多施設共同前方視的コホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K07863
研究機関京都大学

研究代表者

河井 昌彦  京都大学, 医学研究科, 特定教授 (00283599)

研究分担者 岩見 裕子  地方独立行政法人大阪市民病院機構大阪市立総合医療センター(臨床研究センター), 臨床研究センター, 医長 (00817984)
長 和俊  北海道大学, 大学病院, 准教授 (10312365)
荒木 亮佑  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (20848212)
平田 克弥  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), その他部局等, 新生児科・副部長 (30724306)
新井 浩和  秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50292371)
豊島 勝昭  地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (50307542)
小川 亮  地方独立行政法人長野県立病院機構 長野県立こども病院(生命科学研究センター), 生命科学研究センター, 研究員(新生児科副部長) (50727047)
友滝 清一  京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (80813394)
諫山 哲哉  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 周産期・母性診療センター, 診療部長 (80818146)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード慢性肺疾患 / 早産児 / 低出生体重児
研究実績の概要

慢性肺疾患(CLD)は早産児の重要な合併症の一つであり、その予防や重症化の阻止は喫緊の課題であるが、確立された予防・治療戦略はない。重症度に応じた予防・治療戦略が必要と考えられるが、早期から重症度を予測できる指標がないことが課題となっている。そこで我々は早産児のCLDの重症度を早期から予測するモデルを構築することを目的とした多施設共同前方視的コホート研究である「Early prediction and evaluation cohort of BPD (EPEC-BPD) study」を計画し、2020年7月から症例登録を開始し、大規模データベースの構築を行った。早産児において、生後3週までに得られる臨床情報を用いて、修正1歳半時点での予後不良を最も高い精度で予測するモデルを構築する。本予測モデルの完成により、CLDの新たな予防・治療法の開発を目的とした前方視的介入研究が可能となる。
2023年度は、引き続き症例登録を進め、当初の計画通り2023年6月末で新規症例登録期間を終了した(計約530例)。現在は、引き続き1歳半予後のデータ収集を行っている。
また、本研究の独自性の一つであるX線画像の読影の基準を定め、小児放射線科医による読影も引き続き進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の研究計画通りのペースで症例登録と画像読影が進んでいる。

今後の研究の推進方策

引き続き1歳半予後のデータ収集と画像読影を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

新規症例登録期間は終了したが、本研究によって構築されたデータベースを最大限に活用していくために、引き続き1歳半予後データを収集しており、またX線画像の読影も継続しているため。

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公開日: 2024-12-25  

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