研究実績の概要 |
昨年度健常者を対象にcTfh (CD4+CXCR5+)の検出を行い、健常者2名の検体で BFAで刺激したCD4陽性T細胞の4%程度が分泌された。今年度はこの2例にさらに2例の健常人を加え、合計4名の検体でIL-21の検出を行った。ベースラインで4例のIL-21量に違いが見られた。また、PMA, Ionomycin, Brefeldin Aを添加してポリクローナルに刺激を加えたところ、茂刺激前からIL-21の産生量の高かった症例では刺激に対する反応が乏しかったが、IL-21産生量の低い症例に関しては刺激に対する反応が良好であり、個人による反応性の違いを説明する可能性のある所見であった。
|