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2023 年度 研究成果報告書

潰瘍性大腸炎腫瘍性病変の分子生物学的解析に基づく内視鏡的切除術適応の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 21K07924
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関富山大学 (2023)
兵庫医科大学 (2021-2022)

研究代表者

渡辺 憲治  富山大学, 学術研究部医学系, 特命教授 (70382041)

研究分担者 味岡 洋一  新潟大学, 医歯学系, 教授 (80222610)
池内 浩基  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (80319863)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード潰瘍性大腸炎 / 腫瘍 / 分子生物学 / 内視鏡的切除 / 鋸歯状病変
研究成果の概要

潰瘍性大腸炎関連腫瘍の内視鏡的および外科切除例の検体集積、対照となる散発性大腸腫瘍および鋸歯状病変の内視鏡的切除検体の集積とpreliminaryな解析を行っていたが、コロナ禍による内視鏡検査や治療施行停止、研究代表者の施設異動があり、計画に大きな遅延が生じた。病理学的検討で生じた分子生物学的検討の課題は一部克服できたが、同様に研究代表者の異動等で大きな遅延が生じた。研究代表者の施設異動後、新たな施設で機材等を購入し、研究の継続を試みたが、前施設に比べ対象症例数がかなり少なく、検討に足る症例数の集積には至らなかった。
潰瘍性大腸炎関連腫瘍性病変の診療アルゴリズムは論文投稿作業中である。

自由記述の分野

炎症性腸疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

欧米から発表されている文献は、潰瘍性大腸炎関連腫瘍に対する内視鏡所見と病理学的所見の対比を行っていないが、我々のアルゴリズムは、こうした検討をベースに作成した意義を有する。潰瘍性大腸炎サーベイランス内視鏡の現況の課題を浮き彫りにし、臨床現場で実施可能な知見を提供する本検討であったが、研究代表者の施設移動やCOVID-19パンデミックによる内視鏡検査の大きな制限が影響し、十分な症例集積ができなかった。
内視鏡機器は進歩を重ねており、最新の内視鏡機器に対応した研究を再度、構築して参りたい。

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公開日: 2025-01-30  

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