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2023 年度 研究成果報告書

非ウイルス性肝疾患でのオートファジーならびに封入体形成の意義

研究課題

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研究課題/領域番号 21K07926
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関産業医科大学

研究代表者

原田 大  産業医科大学, 医学部, 教授 (00241175)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード細胞内封入体 / p62/SQSTM1 / 酸化ストレス / 商法お対ストレス / オートファジー / Nrf2
研究成果の概要

肝癌細胞株(Huh7)のプロテアソームを阻害すると酸化ストレスと小胞体ストレスが誘導され、p62陽性の封入体が形成された。その際オートファジーが亢進した。Histone deacetylase阻害薬であるtrichostatinもしくは微小管阻害薬であるnocodazoleを投与すると封入体形成は抑制され両ストレスが増悪した。またNrf2 の核への移行が増強し、HO-1の発現が増強した。細胞内封入体は酸化ストレス及び小胞体ストレスを軽減するとともに、p62を介したNrf2経路等の細胞内シグナルを制御している可能性が考えられた。

自由記述の分野

消化器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

代謝異常関連脂肪性肝疾患(MASLD)は現在大変注目されている。これは肝不全の原因になるのみでなく肝細胞癌にも進展する。これまでMASLDによく関連する肝細胞内封入体であるMallory-Denk体の細胞障害や細胞増殖への役割を検討した仕事は我々のグループの仕事のみである。これによりMASLDの関連する肝不全や肝細胞癌の発症機序の一部が明らかとなった。

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公開日: 2025-01-30  

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