研究課題
基盤研究(C)
非アルコール性脂肪肝患者で高度線維化を有する患者ではフェカリバクテリウムが便中で低下している。さらに便中で低下しているフェカリバクテリウムは、血中のエンドトキシンや腸管バリア機能と有意な相関があることが明らかなとなった。肝細胞癌マウスモデルに対して、フェカリバクテリウムを投与すると、肝細胞癌の進展が抑制され、その機序は腸管バリアおよびCD8T細胞が関連していることが明らかとなった。
消化器内科学
NAFLD-HCC症例でフェカリバクテリウムを増やす治療や腸管バリア、CD8をターゲットとした新規治療開発が重要である。