研究課題/領域番号 |
21K08135
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
藍 智彦 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00570128)
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研究分担者 |
牧山 武 京都大学, 医学研究科, 特定講師 (30528302)
大野 聖子 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 部長 (20610025)
森 周介 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (20362072)
山崎 大樹 国立医薬品食品衛生研究所, 薬理部, 室長 (40467428)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 心筋症 / iPS細胞 / 遺伝子変異 / モデル |
研究実績の概要 |
2022年度より、ヒトiPS細胞(iPSC)に様々な心筋症関連遺伝子変異を、ゲノム編集法で組み込む作業を行っている。既に、正常のヒトiPSCを用いて2次元心筋シートを作成し、電気的興奮(活動電位)やCa2+波の計測に成功した。しかし、iPSCを均質な心筋に分化させる技術が確立していない為、様々な培養方法の工夫を行っている。また、引き続き、間葉系細胞等と共培養する事により、3次元心筋培養に取り組んでいる。また、拡張型心筋症の関連遺伝子として、骨格タンパクどうしのアダプターの役割を担うTCAP遺伝子変異も心筋症患者や不整脈患者で検出し、これ等の遺伝子変異もヒトiPS細胞に組み込んでいる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19、ウクライナ戦争、世界的な流通の混乱により、試薬や培地が入手できず、当初の予定より1-2年計画に遅延を生じている。
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今後の研究の推進方策 |
試薬や培地を入手次第、実験を継続する。また、新しく発見したTCAP遺伝子異常も拡張型心筋症の関連遺伝子であり、RBM20により制御される可能性があるかどうかも調査する。
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次年度使用額が生じた理由 |
試薬や培養液などの入手が滞った為に、実験に大幅な遅れを生じており、未使用額が生じた。試薬や培養液を入手次第、引き続き、ゲノム編集や心筋細胞を使用した機能試験を行う予定である。
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