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2023 年度 研究成果報告書

IgA腎症における尿中糖鎖異常と病態の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21K08230
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53040:腎臓内科学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

大西 康博  岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (70867506)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードIgA腎症 / 糖鎖 / レクチン
研究成果の概要

我々はこれまで腎生検症例コホートで尿レクチンアレイ解析による糖鎖の網羅的解析を行い、3種の尿レクチン結合シグナル(ACA, ABA,MAH)がIgA腎症診断マーカーとして有用であることを見出した。これらはいずれもT抗原(Galβ1-3GalNAc)を中心としたC1GALT1の生成物であるO型糖鎖の排泄低下を示している。ACAを用いたレクチンクロマトグラフィ・iTRAQ/TMTラベル法を用いた比較定量が可能な質量分析により、IgA腎症においてO型糖鎖修飾を介したプラスミノーゲン/プラスミン制御系が病態に関与している可能性を見出した。

自由記述の分野

腎臓内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

IgA腎症におけるプラスミノーゲン/プラスミン制御系の分子機構の可能性が見出され、IgA腎症に対する新規治療法開発への足掛かりが得られた。

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公開日: 2025-01-30  

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