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2023 年度 研究成果報告書

進行性糖尿病性腎臓病の病態におけるシステイニルロイコトリエン受容体1の役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21K08290
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53040:腎臓内科学関連
研究機関和歌山県立医科大学 (2022-2023)
金沢医科大学 (2021)

研究代表者

北田 宗弘  和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (40434469)

研究分担者 古家 大祐  金沢医科大学, 医学部, 客員教授 (70242980)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード糖尿病関連腎臓病 / システイニル ロイコトリエン受容体1 / プランルカスト / 炎症 / 尿細管間質障害 / オートファジー
研究成果の概要

2型糖尿病/肥満ラットの進行した腎病変, ならびに, 培養ヒト近位尿細管細胞を用いた実験において, プランルカストは, 糖尿病状態の腎近位尿細管細胞において認められる栄養応答シグナル変異
(AMPK活性の低下とmTORC1活性の増加), ならびにそれと関連するオートファジーの低下を回復することで, 炎症を改善し, 腎保護効果を発揮する可能性が示唆された.

自由記述の分野

糖尿病

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病関連腎臓病(DKD)における尿細管間質の慢性炎症は, 腎機能低下の進展に対する病態形成に重要である. したがって, 慢性炎症の制御が, DKDからの末期腎不全への進展抑制に対するアンメット・ニーズを満たす治療に繋がる可能性がある. 本研究では, 現在, 気管支喘息に対する治療薬をして用いられているプランルカストが進行したDKDにおける炎症を改善する可能性を見出したため, 同薬剤のDKD治療薬としての, ドラッグ リポジショニングとしての可能性を示すものである.

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公開日: 2025-01-30  

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