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2023 年度 実施状況報告書

IgG4関連疾患の病態形成におけるTRPチャネルの意義と新規治療ターゲットの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K08483
研究機関金沢医科大学

研究代表者

山田 和徳  金沢医科大学, 医学部, 教授 (90397224)

研究分担者 伊藤 清亮  金沢大学, 医薬保健学総合研究科, 特任准教授 (10467110)
河南 崇典  金沢医科大学, 医学部, 講師 (20350762)
川野 充弘  金沢大学, 附属病院, 特任教授 (20361983)
正木 康史  金沢医科大学, 医学部, 教授 (40238895)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードIgG4関連疾患 / TRPチャネル
研究実績の概要

IgG4関連疾患は、血清IgG4高値、病変へのIgG4陽性細胞浸潤、Th2優位の免疫反応、線維化を特徴とする全身性炎症性疾患であり、その病態は依然として不明な点が多い。指定難病であるIgG4関連疾患の治療における問題点として、ステロイド以外の代替薬が確立してないこと、再燃が多く完治が困難であること、線維化による不可逆的な臓器障害を生じうることが挙げられる。これまで、IgG4関連疾患の病態において、イオンチャネルの観点からの研究はなされていない。そこで、申請者らはIgG4関連疾患における上記の問題点を解決するため、T細胞を含めた様々な細胞に発現し、炎症や線維化に関与することが報告されているTRPチャネルに着目した。本研究の目的は、IgG4関連疾患患者の血液および組織検体とIgG4関連疾患のモデルマウスであるLat Y136F knock-in miceを用い、臓器横断的 にIgG4関連疾患の炎症および線維化におけるTRPチャネルの役割の解明を行い、新規治療薬および集学的治療法の確立に繋げることである。当該年度は、Lat Y136F knock-in miceにおけるTRPチャネルの発現について評価する為、共同研究をしている金沢大学において各週齢のLat Y136F knock-in miceおよびコントロールマウスの標本を作製した。採取した臓器はIgG4関連疾患の主要臓器である唾液腺、肺、腎臓、膵臓であり、今後各種免疫染色を予定している。

現在までの達成度
現在までの達成度

4: 遅れている

理由

本研究は金沢大学との共同研究で行っている。Lat Y136F knock-in miceは現在金沢大学で飼育されているが、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、大学間の移動を差し控えていた時期があり、また共同研究者の異動なども重なり、組織学的検討、TRPチャネルの検討などを予定通り行うことができなかったため、遅れているとした。

今後の研究の推進方策

まず、各週齢のLat Y136F knock-in miceにおける各種TRPチャネルの発現について、RT-PCT法、免疫染色法などで確認する。その上で、発現亢進の認められたTRPチャネルについて、パッチクランプ法を用いた電気生理学的評価を行う。

次年度使用額が生じた理由

TRPチャネルの発現およびTRPチャネルの電気生理学的評価を次年度に予定したため、免疫染色用の抗体やRT-PCR用の試薬などを次年度に購入する方針としたため、差額が生じた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Improved Renal Function in Initial Treatment Improves Patient Survival, Renal Outcomes, and Glucocorticoid-Related Complications in IgG4-Related Kidney Disease in Japan2024

    • 著者名/発表者名
      Mizushima Ichiro、Saeki Takako、Kobayashi Daisuke、Sawa Naoki、Hayashi Hiroki、Taniguchi Yoshinori、Nakata Hirosuke、Yamada Kazunori、Matsui Shoko、Yasuno Tetsuhiko、Masutani Kosuke、Nagasawa Tasuku、Takahashi Hiroki、Ubara Yoshifumi、Yanagita Motoko、Kawano Mitsuhiro
    • 雑誌名

      Kidney International Reports

      巻: 9 ページ: 52~63

    • DOI

      10.1016/j.ekir.2023.10.016

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2024-12-25  

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