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我々はIgG4関連疾患におけるTRPチャネルの関与について解析を行った。IgG4関連疾患のモデルマウスである、Lat Y136F knock-in miceの腎臓、唾液腺、肺の各組織を用いて、炎症への関与が報告されているTRPM2ならびに線維化への関与が報告されているTRPC3の発現について、免疫染色法を用いて検討した。TRPM2は腎臓、唾液腺、肺の炎症細胞浸潤部位に発現が見られた。TRPC3についても腎臓、唾液腺、肺の各組織の炎症細胞浸潤部位に一致して発現の亢進が見られた。以上の結果より、IgG4関連疾患の炎症および線維化の過程において、TRPチャネルが関与していることが推測された。
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