今後の研究の推進方策 |
上記に加えて、肝アポトーシスの指標としてCaspase3, 9の免疫染色、TUNEL染色を行う。また肝再生に関してはPCNA, CyclinD1, Phosphorylated Histon3 などの染色、ウエスタンブロットを行う。 In Vitro study 門脈よりコラゲナーゼバッファー(50mM Tris–HCl,pH:7.5,150mM NaCl,5mM CaCl2 and 0.02% Brij-35)を注入し肝組織を溶解し溶解液からtwo-step Percoll gradient (25/50%)法を用いて類洞内皮のみを分離培養する。分離した類洞内皮にPj34 (25uM, 50uM 100uM)を加えた群と加えていない群で12時間、serum freeの飢餓培地 (RPMI-1640)にて培養しcell lysateを用いてRT-PCR、ウエスタンブロット、ATPアッセイを行いPARP-1より下流の細胞内シグナリング経路、ATP、ADPなどの細胞内エネルギー代謝を解析する。また培養液上清を用いてLDHアッセイを行いPj34の類洞内皮保護効果を証明する。またimunocytochemistoryを用いてPj34がPECAM-1の発現に与える影響を解析する。
|