研究分担者 |
山上 裕機 和歌山県立医科大学, 医学部, 学長特命教員(特別顧問) (20191190)
幸田 剣 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (20433352)
川井 学 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (40398459)
廣野 誠子 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (60468288)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年新規抗癌剤治療の導入・応用が進む中,既存治療もその効果を最大限に引き出すことが求められている.本研究は,能動的に担癌患者生体・腫瘍環境を変化させ,運動療法ストレスの抗腫瘍効果と化学療法を同期化させるという新しい発想に基づく.この方法により,術後高率に転移・再発を認める膵癌に対し,既存治療の効果を飛躍的に引き出そうとする斬新性があり,新規集学的治療が確立しうる.能動的に担癌患者の生体反応を変えて利用することで,難治癌の膵癌治療成績を革命的に変えるBreakthroughとなりえると考える.この新規療法が確立されれば、他臓器癌治療にも応用可能な,さきがけ治療となり得る.
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