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2023 年度 研究成果報告書

次世代再生医療ダイレクト・リプログラミングによる新規リンパ管再生治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21K08833
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55030:心臓血管外科学関連
研究機関旭川医科大学

研究代表者

齊藤 幸裕  旭川医科大学, 医学部, 客員准教授 (80540583)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードリンパ管 / 静脈 / ダイレクト・リプログラミング
研究成果の概要

ダイレクト・リプログラミング(D-reP)技術を利用した、静脈をリンパ管へと誘導するリンパ浮腫新規治療法の開発研究である。先行研究の結果からD-reP因子としてProx1とVEGFR-3が候補となった。伏在静脈内皮細胞(HSaVEC)、にProx-1、VEGFR-3プラスミドを遺伝子導入したところ、これらの発現上昇は確認されたがリンパ管マーカーの発現に変化はなくHSaVECをLECへと誘導することはできなかった。追加因子を探索した。網羅的解析の結果、130の追加候補を同定した。今後は候補からD-reP因子を特定する。

自由記述の分野

脈管学

研究成果の学術的意義や社会的意義

リンパ浮腫は根治療法が存在しない難治性疾患で、新たな治療法の開発が切望されている。先端医療(遺伝子治療、再生医療)としていくつかの治験が進行中であるが臨床へたどり着いたものはない。他疾患も含めD-reP技術を用いた再生医療の臨床報告例はない。今回の我々の試みは次世代再生医療技術開発、リンパ浮腫治療法開発のいずれにおいても、新規性、知財面において有望な開発と考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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