研究課題/領域番号 |
21K08840
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
坂野 比呂志 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (80584721)
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研究分担者 |
古森 公浩 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (40225587) [辞退]
児玉 章朗 愛知医科大学, 医学部, 教授 (10528748)
新美 清章 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (50467312)
杉本 昌之 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (00447814)
川井 陽平 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (80802347)
池田 脩太 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (90836503)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 胸部大動脈 / ステントグラフト / 脊髄障害 |
研究実績の概要 |
日本ステントグラフト実施基準管理委員会(IACSM)およびNational clinical database(NCD)と協議を行い、追加収集情報の項目を選定した。NCDデータからの抽出項目も選定した。画像データの提出方法、分析方法も協議の上確定した。最終的な対象症例の抽出を行った。 2016年から2022年の期間中に胸部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術後脊髄障害を発症した症例は383症例であった。脊髄障害を発症する危険因子として一般的に挙げられている治療長と胸部下行大動脈壁の壁在血栓体積は相関する因子であるため、その影響を排除するためにステントグラフトによる被覆範囲が同じ症例をコントロール群と設定した。その結果115施設181セットが研究対象症例として抽出された。現在JACSMから対象施設へ研究参加への依頼を行なっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究はJACSMデータの管轄責任を担う”日本ステントグラフト実施基準管理委員会”からの要請を基盤に同データと紐づけされているNCD側に依頼して、データの抽出を行う必要がある。全ての決定がNCD側との調整が必要であり、複数回のオンライン会議が必要となるが、COVID-19パンデミックで種々の研究が滞っていた影響が本研究の進捗に影響を及ぼしており、進行に遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
対象施設は選定されたため、今後なるべく早期に研究参加への依頼を行い、参加を取り付ける方向である。参加希望施設には可能な限り早急な追加データの入力と、画像データの送付を依頼し、研究代表施設では可及的速やかにその解析を行う。 また別個に近隣施設へはすでに同研究内容での参加を依頼し、画像の提出を頂いた。症例数は全国データには及ばないことが判明したが、その解析は終了しており、海外学会での発表、論文化を行なっていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19 パンデミックで種々の研究が滞り, 決定権を持つNCD側との調整が遅れ研究が滞っていた。現在は、データ抽出方法および分析方法も確定、対象症例の抽出が終了しているので、残高分にてシステム構築費・出張費・論文校正費などで使用する予定である
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