研究実績の概要 |
動物実験の計画、実施に関してはコロナ禍の影響を受け遅れているものの引き続き実施していく。 現在は筋障害モデルの確立に向け、予備実験を行っている。高張生理食塩水は痛みは強く出現するが、炎症はさほど発生しないとの結果が得られ、代替案としてカラゲニン誘発性筋痛モデル,または,ブピパカインなどを用いた筋炎モデルの作成を行っている。 今後も実験を続け結果までたどり着きたい。 また、本研究を行うに至った臨床データに関しては論文投稿を行い、国際誌に採択された(Ishii K, Komatsu Y, Mori K, Nagaishi E, Matsuo K, Hashizume J, Ryu E, Ashizawa K, Hara T. The lesion site in malignant psoas syndrome influences the cancer pain intensity. Ann Palliat Med. 2024 Jan;13(1):57-61. doi: 10.21037/apm-23-383. Epub 2023 Dec 6. PMID: 38073291.)。
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